「左利き」は「発達障害」を可視化したもの
僕は左利きの発達障害当事者です。
「発達障害」は「左利き」で例えると分かり易い
【左利きあるある】
- 左利きは個性であり称号ではない
- 肘がぶつからないよう注意している
- 周りの左利きとの共通点を探される
- 左利きはこういう人なんだ~とか言われる
- 別に「左利きだから」強みがあるわけではない
- 左利きの話題になると自分のことだと思い込む
- 左利きなことにプレッシャーを感じることがある
- 左利きの不便さは実際に体験しないと分からない
- 左利きというだけで天才肌とか育ちが悪いと言われる
- 道具の使い方が周りと違う→「真面目にやれ」と言われる
- 左利きだからこそ強みがある、羨ましいとか言われることがある
- 本当に左利き?とか意味深(意味不明)なことを言われることがある
【発達障害あるある】
- 発達障害は個性であり称号ではない
- 肘がぶつからないよう注意している
- 周りの発達障害との共通点を探される
- 発達障害はこういう人なんだ~とか言われる
- 別に「発達障害だから」強みがあるわけではない
- 発達障害の話題になると自分のことだと思い込む
- 発達障害なことにプレッシャーを感じることがある
- 発達障害の不便さは実際に体験しないと分からない
- 発達障害というだけで天才肌とか育ちが悪いと言われる
- 道具の使い方が周りと違う→「真面目にやれ」と言われる
- 発達障害だからこそ強みがある、羨ましいとか言われることがある
- 本当に発達障害?とか意味深(意味不明)なことを言われることがある
主語をすり替えただけですが、当事者としてはどちらも似たような話だと思います。
「個性」とは何か
特に強みではない、むしろ弱点でもある。 だけど、自分の一部であり無くなってほしいものではない。 これが「個性」というものなのではないでしょうか。
【発達障害は「治す」ではなく「直す」もの】
— S-kindle☽ASD☘アスペルガー大学生 (@shotaro_kindle) 2019年7月14日
発達障害は風邪や病気とは異なり特性です。決してあってはならないものではありません。「病気だから普通でない人」「なのに治療しないのは甘え」という認識が存在する事実は一当事者として恐ろしいです。#発達障害 #発達障害啓発
発達障害を捉える新たな視点
僕は、食事、筆記、打席など殆どが左利きですが、駅の改札、パソコンのマウスは右利きです。左利きであっても右利きに合わせた社会では無意識に「クロスドミナンス*1」になってしまうものなのでしょうか。普段から意識しているわけではないですが「左利きである意味はあるのか」「右利きに『直したら』どうなるのか」と疑問が出てきますね。「左利き」は目に見える分、発達障害より前から話題になっているとすると、「左利き問題」についての調査は発達障害を捉える新しい視点になるかも知れません。
【「発達障害」は「左利き」で例えると分かり易い】
— S-kindle☽ASD☘アスペルガー大学生 (@shotaro_kindle) 2019年7月14日
僕は左利きですが、別に左利きだから強みがあるわけではなく、右利きに合わせた社会では不便がある。でも「左利きは治すもの」ではないし仮に左利きの人が右手で字が書けるようになってもまず「治した」とは言わない。#発達障害 #左利き
#左利きあるある
— S-kindle☽ASD☘アスペルガー大学生 (@shotaro_kindle) 2019年7月14日
左利きは個性、称号ではない
羨ましいとか言われると困る
道具の使い方が周りと違う→真面目にやれ
左利きはこういう人なんだ~とか言われる
左利きなことにプレッシャーを感じることがある
左利きというだけで天才肌、育ちが悪いとか言われる#発達障害 でも同じことが言えますね。
クロスドミナンス(cross-dominance)とは、箸は左手で使うが、筆記は右手でおこなうなど、用途によって使い勝手のいい手が違うことを指す。日本語では「交差利き」「分け利き」などと呼ばれることがあるが定着はしておらず、英語でそのまま呼ばれることのほうが多い。用途によって使いやすい手が違うだけなので、両利きとは異なる。
駅の改札やパソコンのマウスなど、世の中には右利きの人を念頭に設計されているものが多い。それらは左利きの人には利用しづらいが、かといって利用しないわけにはいかないものも存在する。そのような状況下で、しかたなく慣れない右手で利用し続けているうちに、だんだんと熟達し、ある特定の対象には、右手での利用の方が得意になっていくことがある。これもクロスドミナンスとなる例の一つである。
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「何で電子書籍を出したのか?」「出してみてどうだったか」などについてはまたの機会に紹介したいと思います。
*1:両利きとは異なり使い勝手の良い聞き手が用途によって異なることをクロスドミナンスと言います。